米国CPI発表からウクライナ侵攻報道まで
- 海空PF
- 2022年2月12日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年2月24日
昨日発表された1月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で+7.5%と40年ぶりの伸び率となりました。
このCPIの伸びは、米国で急速にインフレが進行していることを示しています。
インフレ対策としてFOMCが金利を予想以上に引き上げる可能性が高くなり、金利上昇をきらう米国株式マーケットは昨日大きく下落しました。
米国10年国債の利回りは2%まで上がり、原油価格は91ドルを超えました。
米国で金利が上がると日米間の金利差が拡大します。金利の高いドルを保有したいという需要が増すため、為替はドル高へ向かいます。
自分としてはもうここまできたら「利上げするぞ、するぞ」というポーズではなく、さっさと利上げして落ち着いてほしいと思います。
そして本日、ロシアがウクライナへ侵攻することを決定したと報道されました。誠に残念なニュースです。
この報道を受けて米国株式3指数は暴落しました。
反面、原油価格はさらに93.82ドルへ上がり、安全資産であるゴールドと米国債とが買われました。
債券が買われると利回りは低下します。昨日2%を超えていた米国10年国債の利回りは本日1.92%まで下がりました。
外貨に向かっていた円はリスク回避から買い戻され、ドル円は少し円高の方向へ動きました。現在は1ドル115.36円です。
戦争は回避してほしいですが…。
インフレや戦争で世界が混沌としてきました。
今回もご閲覧ありがとうございました。

コメント