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リーマンショック・コンフィデンシャル:書籍のご紹介

  • 執筆者の写真: 海空PF
    海空PF
  • 2022年3月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年4月25日

本日の米国3指数はダウ+1.23%、S&P+1.23%、ナスダック+1.33%と3日連続で力強く上昇しました。ロシアウクライナの停戦が決定するといいですね。年初からの下げが止まってほっと一息いれている状態です。このまま上がるか、まだ下がるかは今の時点でちょっと分からないので、ちょびちょび買いを継続です。


「リーマンショック・コンフィデンシャル」はアンドリュー・ロス・ソーキン著のノンフィクションです。


ヘッジファンドのLTCMは、1998年のロシアルーブル危機の際に、民間の銀行等の協力を受けつつ解散となりました。

その10年後、2008年に投資銀行リーマン・ブラザーズが危機にいたった際、リーマン・ブラザーズは倒産となりました。

この本はその経緯を追っています。

エリート揃いの投資銀行でさえ、リスクの制御は難しいということです。

この本では、当事者しか知りえないような電話の内容、密室の会談、個人の心情がよく記載されており臨場感が伝わってきます。

よくここまで調べたなと著者の調査力に感心します。金融関係者に相当信頼されていたんでしょうね。


リーマンショックの際のマーケットの荒れ様はすさまじく、実体経済に対する影響と怖さを当時働いていた自分もひしひしと感じました。

自分の資産も半分になりましたが、不安の中で給料のほとんどを株式の買い増しに回していました。


あれ以来、ショックのスケールに「リーマンショック級」というのが加わりましたよね。

面白い本ですのでぜひおすすめです。


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