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オプション基礎

  • 執筆者の写真: 海空PF
    海空PF
  • 2022年3月10日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年4月25日

米国3指数と日経平均先物のイブニングセッションは大きく上昇しました。しかしながら、ウクライナの戦況次第ですのでまだ安心はできません。

年初から「3月中旬までは慎重に」という方針でした。本日いよいよ3月中旬をむかえましたが、まだしばらくは慎重でよいと思います。

現在の25日騰落レシオは83であり、ずいぶん下がってきたなという感想です。

ブラックロック系列のヘッジファンドが大損失というニュースがありました。


メジャーSQ前なので関連するオプションについてまとめます。


デリバティブとは金融派生商品です。デリバティブとしては主にオプションと先物取引とがあります。


オプションとは、所定の権利確定期日に原資産(株、通貨、商品など)を買う又は売ることができる権利を売買する取引です。オプションの買い手は売り手にオプションプレミアム(オプション料)を支払います。

オプションの買い手は、オプション料を払う必要がありますが、自分の予想と逆にいっても最大の損失はこのオプション料のみとなります。

逆に、オプションの売り手は、オプション料をもらえるメリットがありますが、自分の予想と逆にいくと損失がどんどん大きくなります。



オプションの種類には、コールオプションとプットオプションの2種類があり、それぞれに買いと売りがありますので、4つのパターンを覚える必要があります。


[コールオプションの買い手]

コールオプションを買うと、資産価格(株価など)が権利行使価格を下回るとマイナス(オプションプレミアム分のマイナス)ですが、資産価格が権利行使価格を上回ると利益を得ます。


[プットオプションの買い手]

プットオプションを買うと、資産価格が権利行使価格を上回るとマイナス(オプションプレミアム分のマイナス)ですが、資産価格が権利行使価格を下回ると利益を得ます。


[コールオプションの売り手]

コールオプションを売ると、資産価格が権利行使価格を下回るとプラス(オプションプレミアム分のプラス)ですが、資産価格が権利行使価格を上回ると損失になります。


[プットオプションの売り手]

プットオプションを売ると、資産価格が権利行使価格を上回るとプラス(オプションプレミアム分のプラス)ですが、資産価格が権利行使価格を下回ると損失になります。


自分は損失がオプションプレミアムに限定されるオプションの買いはありだと思います。例えばプットオプションを買って株価の下落に保険を掛けることはやってもいいと思います。

しかしながら予想が外れた際に損失が膨らむオプションの売り手になることはないでしょう。


今回もご閲覧ありがとうございました。


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