アップル、グーグル、マイクロソフト DIGITAL WARS
- 海空PF
- 2022年3月28日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年4月25日
「アップル、グーグル、マイクロソフト 仁義なきIT興亡史」チャールズ・アーサー著
こちらの書籍を読了しましたので紹介させていただきます。
まず邦題に「興亡史」とありますが、3つの企業のいずれも「亡」にはなっていませんので「興亡史」はおかしいですよね(^^;)。「攻防」ならよかったのですが。
この本の内容は、アップルがどん底、マイクロソフトが絶頂、グーグルが誕生したばかり、という1998年から始まります。アップルがiPod及びiPhoneでマイクロソフトのプロダクツを圧倒していく中、グーグルがしたたかに検索広告で稼ぎAndroidを普及させていく経緯を説明しています。
本書が発行されたのは2012年で10年前です。マイクロソフトがクラウドで収益を伸ばす前ですのでクラウドによるマイクロソフトの躍進に関する記載はありません。マイクロソフトはすっかりアップル・グーグルのヤラレ役のように書かれています。著者がアップル好きなのかもしれません。
本書が発行された後の10年(2012/4/1から2022/3/1まで)で3社の株価は以下のように変化しました。
アップル:20.86→163.98:+786%
マイクロソフト:29.19→300.43:+1029%
アルファベット:302.91→2722.51:+898%
3社いずれもすばらしい伸びです。
次の10年も同じペースで株価が伸びてくれればありがたいのですが、これから株価が7倍から10倍になるかというとそれはちょっと厳しい感じしますね…。
まぁ収益を上げて株主還元していただければありがたいです。
ちなみに私は、個別でアップルは保有していませんが、マイクロソフトとアルファベットは所有しています。

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