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PPMとは

  • 執筆者の写真: 海空PF
    海空PF
  • 2022年2月24日
  • 読了時間: 2分

本日の米国3指数も大きく下落しました。

こんな時には、いろいろ知識を得ておくことがよいかなと思います。


企業分析の手法の一例としてPPM(Product Portfolio Management)があります。

PPMは、有名な経営コンサルティングファームであるボストン・コンサルティング・グループ(BCG)によって開発された戦略策定支援ツールです。PPMは企業が多角化により複数の事業を展開するときの総合効果を分析し、各事業への資源配分を決定するときに利用されます。


PPMは、横軸を「相対的市場占有率」とし、縦軸を「市場成長率」とし、「高占有率で高成長」「高占有率で低成長」「低占有率で高成長」「低占有率で低成長」の4象限に、分析対象企業の各種の事業を配置します。


「高占有率で高成長」は花形というグループとなります。

「高占有率で低成長」は金のなる木というグループになります。

「低占有率で高成長」は問題児というグループになります。

「低占有率で低成長」は負け犬というグループになります。


「金のなる木」は資金源となります。この「金のなる木」により得られた資金で「問題児」の占有率をあげて「花形」に変化させたり、「花形」の占有率の維持を図ります。


「問題児」を「花形」へ、「花形」を「金のなる木」へ移すことが望ましいとされます。

「金のなる木」から「負け犬」にならないよう占有率の維持を図ります。


みなさまも自分の勤める会社や投資先の会社の事業をこのPPMで分析してみてはいかがでしょうか。

新たな発見があるかもしれません。


本日は企業経営理論のお話でした。

ご閲覧ありがとうございました。


 
 
 

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