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脳腫瘍の闘病記5:平衡・聴力検査と耳鼻科診療3回目編

脳外科の初回診療と検査入院の間に、耳鼻科で平衡感覚と聴力の検査をしました。

その後、1時間ほど待って、耳鼻科の3回目の診療を受けました。


平衡感覚検査では大きな異常はなかったと思います。

聴力検査の結果は、右の聴力が正常値の半分ほどに低下していました。


「○○さんの現在の症状は、平衡感覚も聴力も、腫瘍の大きさの割には悪影響が少ないという感じです。聴力は健常者の半分で、ギリギリ障害とはならないレベルです。通常、○○さんの腫瘍の大きさだと、顔面麻痺が起きてもおかしくないし、右の聴力がなくなっていてもおかしくないです。もしかしたら腫瘍の大きさの割には神経のダメージが少ない状態かもしれません」

という耳鼻科の医師の見解でした。

神経のダメージが少ないかもしれないというポジティブな意見もありましたが、これ以上聴力が低下すると障害になるということにショックを受けました。自分が健康体ではないことを認識しました。

「来週から検査入院なんですね。メインの治療が脳外科に移りますが頑張って下さい」

耳鼻科の医師にそう励まされました。

「先生が迅速にMRI検査をしてくれたおかげで早い治療ができています。ありがとうございました」

と適切な判断と検査をしてくれた耳鼻科の医師に感謝の意を伝え、診療室を出ました。


耳鼻科の診療が終わり、いよいよ次の週の月曜日から二泊三日の検査入院となります。


(つづく)




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